夏の虫刺されに備える 習性と対策 正しく知る
市販の薬効かないことも 掻くのは逆効果
*蚊やブユは血を吸う際に血液を凝固させない唾液成分を注入します。
・唾液成分には刺激性がないので、刺されたことに気付きにくくなります。
・注入後に体内で起きるアレルギー反応で腫れやかゆみが生じます。
・やってはいけないことは患部を強く掻くこと。細菌が感染して二次的な症状につながります。
*ハチの場合は「やむをえず」刺します。
・ハチが人を刺す理由は、巣の中の幼虫やサナギなどを捕食者から守ること。
*まず絶対に巣には近寄らないこと。
*知らないうちに巣に近づいてしまうことも。
・慌てずに来た方向にゆっくりと後退すると、やがてハチは警戒を解きます。
・手で振り払うとハチはますます興奮し、攻撃が激しくなります。
・白っぽい帽子や明るい色の衣服はハチに刺されるリスクを減らせます。
・化粧品や整髪料などの香料成分に寄って来る習性も。
☆毒液を口で吸いだすのは厳禁!
*ハチに刺されたら、アウトドアショップなどで販売しているポイズンリムーバーで患部から毒液を絞り出す。応急処置に使える。
*口で吸うのは厳禁。
☆ステロイド軟こうの正しい塗り方
①指先で患部に薬剤を置くように塗る。
②手のひらで優しく押さえるように塗り広げる。
*分量の目安:人差し指の第 1 関節までの量(約 0.5g)が、大人の手のひら 2つ分の面積に塗る適量。
☆そのほかに注意したい刺す虫(節足動物)
トコジラミ
*吸血するカメムシの仲間。殺虫剤の普及とともに一時は激減したが、近年になって各地で被害が増加中。
マダニ
*森林や草地に生息し、吸血の際にSFTS(重症熱性血小板減少症候群)やライム病など命に関わる感染症を媒介する。
セアカゴケグモ
*1995 年に大阪府で初めて確認された有毒の外来種。通常は刺されても痛みだけだが、全身症状や重症化することも。
ヒアリ
*2017 年に兵庫県で初めて確認された有毒の外来種。刺されると激しい痛みを感じ、アナフィラキーショックを引き起こすことも。
(2022 年 7 月 2 日 日本経済新聞記事より抜粋・引用)
認知症リスク高める難聴 スマホ普及で低年齢化
補聴器を積極活用 / 導入後の「慣れ」が重要
☆伝音難聴(中耳に原因)
*中耳炎で鼓膜に孔があく *中耳に水がたまる
☆感音難聴(内耳に原因)
*大きな音で内耳にダメージ(音響性外傷) *加齢による難聴
☆難聴を放置した場合の認知症リスク
*標準的な聴覚に比べて・・・軽度の難聴:2 倍 中度の難聴:3 倍 重度の難聴:5 倍
*近年、難聴が認知症リスクを高めることがわかってきました。
*難聴による他人とのコミュニケーション障害などを回避すれば、認知症のリスクを 8%下げられるようです。
☆対策は?
*定期的な聴力検査
*耳鼻咽喉科医や認定補聴器技能者のサポートで適切な補聴器利用を
●難聴のサイン
☆急な聴力低下(音響性外傷など)
*急に耳鳴りがして耳が詰まった感じがする
*耳が痛い
⇒すぐに耳鼻咽喉科を受診。タイムリミットは 1 週間以内
☆慢性的な聴力低下(加齢性難聴など)
*体温計の電子音(ピピピ音)が聞こえない
*テレビの音量が大きくなった
*ニュースの声はよくわかるが、ドラマなどの早口がわからない
*周囲がうるさいと相手の話がわからない
*カ行、サ行、タ行を間違える(佐藤→加藤、退散→解散など)
☆急増する若者の難聴(イヤホン難聴など)を防ぐ
*イヤホン(ヘッドホン)で 1 時間以上連続して音楽を聴いたりゲームをしたりしない
*耳が痛いと感じたらすぐに音を小さくする
*ノイズキャンセリング機能のついたイヤホンを利用し、小さな音でも快適に
*ロックコンサートなどで音が大きすぎる席では、スポンジ耳栓を軽く挿入
する
☆適切な時期に補聴器を利用することが重要
*日本で難聴を自覚する人のうち、補聴器を持つ人の割合は 14.4%。
・英国では 40%を超えます。
*日本では補聴器利用後の満足度も欧米より低くなっています。
・日本では補聴器を気軽に買える半面、難聴の耳の特性を考慮した補聴器の設定と、慣れてもらうための導入時のケア(補聴器リハビリ)が浸透していません。
(2022 年 7 月 9 日 日本経済新聞記事より抜粋・引用)
バセドウ病になったら 抗甲状腺薬が治療の中心
放射性ヨウ素や手術も選択肢
*バセドウ病:新陳代謝が活発になりすぎて動悸や発汗など不快な症状が表れる病気。
*患者の 8 割は女性で、20~40 代の若い世代に多く見られます。
*出産から 3 カ月以降にも起こりやすくなります。
*脈が速くなり、心臓にとっては常に歩き続けているような負担がかかります。
*患者が妊娠すると胎児にも抗体が受け継がれ、新生児バセドウ病になります。
*自分ではなかなか気づきにくい病気ですが、発見のポイントは大量の発汗
や心拍数の増加。
脳の疲れが引き起こす夏バテ
*夏バテは脳と自律神経による体温調節の働きが深くかかわっています。
*体温調節の仕事が多いと脳の余力が減ります。
・すると、微妙な体の調節が下手になり、めまいや胃腸の不調などが起きやすくなります。
・季節の変わり目に風邪をひきやすいのも同じ理由です。
*猛暑で脳の余力が減っている状態では、ストレス耐性が低くなりメンタル不調にも陥りやすくなります。
*対策として大切なのは、余力が減った脳をいたわること。
・エネルギー補給の源である食事。量より質が大事。
・睡眠。脳にとって一番ゆったりする時間。
・深部体温が少し下がると眠りやすくなります。
(2022 年 7 月 16 日 日本経済新聞記事より抜粋・引用)
異汗性湿疹とは 手指や足に小さな水疱
汗かきにくい環境を / 金属も原因の一つ
*異汗性湿疹:主な症状として手指の側面や手のひら、足の側面や土踏まずなどに 1~2mm の小さな水疱ができる疾患。
:水疱のでき始めには激しいかゆみが生じ、かきむしって傷ができて痛みを伴うことも。
*水虫(足白癬)と勘違いされやすく、素人判断で市販の薬を塗って悪化させることもあるので要注意。
*季節の変わり目や夏に発症しやすくなります。
*ストレスとの関係も否めません。
*女性の場合は生理前や生理中に症状が悪化するケースも。
*金属アレルギーが関与する事例は珍しくありません。
*症状に気づいた際は早めに皮膚科を受診。
体をむしばむ慢性炎症 様々な病気の引き金に
自覚症状乏しく / 生活習慣改善で防止
*炎症は本来、悪者ではありません。
・体の異常事態を元に戻そうとする防御反応です。
*熱が出たりのどが腫れたりするのは、体の修復過程で一時的に起こる急性炎症。
*修復が完了すると炎症は治まります。
そうだ、銭湯へ行こう!親子連れちょっと旅
生野区 桃谷温泉
以前に 1 度行きました。JR環状線桃谷駅からすぐのところです。
前回は当然ながら電車で行って、帰りに駅前の商店街をぶらつきました。今回はなぜか“たろう”は車を指定しました。100 円パーキングは高架下にすぐ見つけられました。
午後 3 時の開店なので、すでに暖簾がかかっていました。お店の構えはイメージできていましたが、店内の記憶は残っていませんでした。
お湯から出た後、久々に桃谷商店街を歩きたかったのですが、すぐに駐車場へと向かいました。商店街は賑やかでした。
家へ帰ってから、行きつけのお好み焼き屋さんに入りました。
(2022.7.3)
阿倍野区 いりふね温泉
お風呂に行く前に、”たろう”と一緒に参議院選挙の投票所へ出かけました。
顔見知りの区役所の職員さんが介助を申し出てくれましたが、選挙に参加すること自体が目的なので、私と 2 人で投票しました。”たろう”は自分の投票用紙になにやら書き込んでいましたが、判読はできないだろうと思います。
家へいったん戻り、車で出かけました。ちょくちょく行くお風呂屋さんですが、その日の気分で電車で行ったり車を使ったりします。
帰りは久しぶりに近所の中華屋さんに行きました。
(2022.7.10)
阿倍野区昭和町 福永温泉
この日は指定を受けたこの銭湯に電車で行きました。先週の日曜日に車でこのお風呂屋さんの横を通り過ぎたのですが、偶然だと思います。初めてのお店だと思っていたのですが、大分まえに行ったことがあるようでした。
お湯の帰りに地下鉄の駅に向かう道すがらにあるお好み焼き屋さんに入りました。お好み焼きと焼きそばを食べ始めると、“たろう”がご飯を要求しましたが、お店にはあいにく白ご飯は置いていませんでした。普段なら無いことがわかると納得してくれるのですが、この日は執拗でした。店主が厚意でおにぎりを買ってくると申し出てくれました。仕方がないので、ほとんど残った食べ物をパックに詰めてもらい、店を出ました。
ほどなく昭和町交差点にある地下鉄の入り口を降りようとすると、“たろう”は「なか卯」の入り口で立ち止まってこちらをうかがっていました。甘やかしては思い、戻るように促しましたが、店内に滑り込んでしまいました。仕方なく私も入ると、近くの席に座っていました。どうしても温かいご飯を食べたかったようです。
持ち帰りのお好み焼きと焼きそばは、家族で晩御飯にしました。
(2022.7.17)
浪速区 ラジウム温泉
無茶苦茶暑い日だったので車で行くように誘いましたが、「歩く」を選択します。コロナ以来、この銭湯を指名するときは電車も使わずに、1 時間かけての徒歩が定番になってしまいました。
帽子をかぶり傘を差して、本人は首にかける扇風機(お姉ちゃんが買ってくれた)を、給水のために自販機でポカリスエットを、できるだけ日陰側を“たろう”に歩かせ、万全の体制をとり出かけました。
※「傘」は黒の雨傘だったせいか、効果はよくわからない。
幼いころから本人には発汗作用があまりなく、暑い所に長くいると顔が真っ赤になってしまいます。成人になるにつれましにはなってきましたが、気をつけています。
お風呂に入り食事をして、帰りを歩くかどうするか。いつもの通りなら、西成の商店街を南に抜けてから西に向かい花園町の交差点に至ります。そこから鶴見橋商店街を突っ切って津守に出て、落合上渡し船で大正に入ります。つまり、「帰り」は「行き」よりも行程が長く、ざっと 1 時間半の所要時間です。
途中喫茶店で休憩することも多く、その代金に足せばタクシーという選択肢もあります。こっちのほうがへばっていたので、“たろう”に提案すると、あっさりと承諾してくれました。楽してしまいました。
(2022.7.24)
大正区駅前 三光湯
たびたび訪れる大正駅前に立地するお風呂屋さん。家から歩いて 20~25 分ほどです。
この日も暑かったので、「車」か「あるく」を選んでもらいましたが「あるく」でした。
2 時からの開店なので、1 時半過ぎに出発しました。
太陽は真上に近く日陰もあまり長くはないですが、ちょっとでも涼しい道路の西側を進みました。家にいた時から続いているヘリコプターの音のありかを東の西成区側に見つけました。赤いヘリコプターでした。
目的地間近の大波橋の上に消防車数台とパトカーが止まっていました。さきほどのヘリコプターもその関係のようです。
銭湯に到着したのは開店の 5 分ほど前でした。待つのも暑いのか、先客はだれもいませんでした。ついてすぐにおかみさんが用事で外へ出てきました。そして、「暑い所を申し訳ない」と言って、中へ入らせてくれました。
服を脱いでいるとしばらくして、女湯のお客さんが来たようで、先ほどの事件のあらましを番台のおかみさんに伝えていました。
食事は迷うことなく中華の「大阪王」に連れていかれました。
(2022.731)