こころの健康学 具体的情報で認知を促す
*相手のことを考えて助言をしていると認識していて、パワハラだと指摘されることに納得できていない人が少なくありません。
*問題は、注意をしている人の心の中で話が完結しているところにあります。
*相手の人がどのように考え、どのような気持ちになっているのかを考えることができていません。
*現実的な情報をできるだけ具体的に提示して、その行動の背景にある考えに相手の人が自ら気づき、現実に役に立つ判断や行動ができるように手助け
していく必要があります。
(2021 年 6 月 1 日 日本経済新聞記事より抜粋・引用)
「背筋がピーン」は良い姿勢?
*元気でいるためには、悪いとされるような楽な姿勢も必要。
*良い姿勢は背筋をしっかり伸ばそうと筋肉が働くため、負担が大きくなります。
・筋肉が緊張し続けていて血流が悪くなり、筋肉から痛み物質が出てきます。
・背骨や椎間板、靭帯は本来の正しい位置に近くなるため、骨格への負担は少なく。
*悪い姿勢では逆に筋肉を休めることができます。
・骨格への負担は大きくなります。
*同じ姿勢を保ち続けていると、痛みを誘発する「悪い姿勢」になってしまいます。
*10 分間背筋が伸びた姿勢をして筋肉への負担が大きくなったら、10 分間は楽な姿勢をして筋肉を休ませます。
・今度は骨格への負担が増してくるので、再び 10 分間は背筋の伸びた姿勢をして骨格を休ませます。
*姿勢を変えていくことが対策になります。
(2021 年 5 月 1 日 日本経済新聞記事より抜粋・引用)
イヤホン大音量で難聴 長時間使用も負担大きく
子供はより注意 / 静かな環境で休憩を
*イヤホンで大きな音を長く聞いていると、内耳に影響が出やすく、音響性難聴、いわゆるイヤホン難聴の恐れがあります。
・最初は聞こえの衰えを自覚しにくく、徐々に両耳で進行します。
*既に加齢によって難聴の症状が出ている人がイヤホンを使うと、音量を上げてしまいがち。耳への負担が増して難聴がしやすくなります。
*音の大きさと 1 週間に聞く時間の許容範囲をみると、子供は大人の概ね 3分の 1 程度が目安。
(2021 年 6 月 5 日 日本経済新聞記事より抜粋・引用)
肛門のかゆみ「肛門そうよう症」
洗いすぎ・かきすぎで増幅
皮膚のバリア機能低下 / 便通の改善を
*肛門そうよう症:肛門や周辺の皮膚にかゆみを感じる状態の総称。
*肛門科受診患者の 1 割は肛門のかゆみを訴えます。
・大半は慢性化し、皮膚の炎症や湿疹が悪化した状態になっています。
*我慢できずにかいてしまうと、かえってかゆみが増す悪循環に。
・かいて皮膚表面に傷ができると、皮膚の持つバリア機能が壊され炎症が起こります。
・かゆみを脳に伝える神経が皮膚の表面まで伸びてきて増殖し、一層感じやすく。
*排便時に温水洗浄便座で洗いすぎたり、トイレットペーパーで拭きすぎたりするのは逆効果。
・皮膚の表面を覆う皮脂、皮膚を健康に保つ常在菌を過度に取り除いてしまい、バリア機能が低下します。
*トイレットペーパーはテニスボール大にふんわりと丸めて、肛門にやさしく当てるようにして拭きます。
*入浴時にせっけんを使ってゴシゴシと肛門を洗ったり、アルコールを含むウェットティッシュなどで拭いたりするのは控えます。
*皮膚の再生に必要な 2 週間ほどは肛門をこすらず、かかずにいれば、かゆみは収まることが多いのです。
*かゆみが悪化して痛みを伴うようになった場合、かゆみを抑える抗ヒスタミン薬、皮膚の炎症を修復するステロイドが入った軟膏を使って治療することに。
・適切な薬で正しく治療しなければ改善しません。
・恥ずかしがらずに肛門科の受診を。
*まれに真菌感染によるカンジダ性皮膚炎がかゆにの原因の場合があり、抗真菌薬での治療が必要に。
*痔の影響でかゆみが出ることもあります。
*便通の改善も。
・すっきり排便できていれば、肛門を過度に洗ったり、拭いたりしなくてもよくなります。
レンズ濁る白内障 検査も進歩
*最近ものが見えにくくなってきた。目がかすむ。運転中に対向車のライトがとてもまぶしく感じる。50 歳を過ぎて心当たりがある場合、白内障の初期症状かも。
*白内障:水晶体が年齢とともに濁る病気。
*80 歳前後になると、ほとんどの人に白内障の症状が出ることに。
*世界的にみると、白内障は中途失明の原因第 1 位。
*治療には進行を防ぐために用いる目薬がありますが、多くの場合は手術をします。
・近くと遠くの両方を快適にみられるよう助けてくれる多焦点レンズも登場。
(2021 年 6 月 12 日 産経新聞記事より抜粋・引用)
軽度認知障害とは 早期発見、生活習慣改善を
物忘れと認知症の境界 / 進行遅らせる対策も
*自らの行動に関する内容、いわゆる「エピソード記憶」を忘れてしまうことが増えたら要注意。認知症の前段階かも。
*MCI:加齢による物忘れと認知症の境界にある状態。
・日常生活に大きな支障はなく、認知機能の検査もほぼ正常範囲。しかし、記憶力などが明らかに年齢の平均より劣っている状態。
*予兆があれば、病院で診察と検査を。
・かかりつけ医に相談し、必要に応じて脳神経内科や脳神経外科、認知症専門医の「物忘れ外来」を紹介してもらいます。
*MCIの 4 割以上がアルツハイマー型認知症に移行します。
*MCIの段階で発見して対策を取れば、進行を遅らせることも可能に。
(2021 年 6 月 19 日 日本経済新聞記事より抜粋・引用)
運動後、ストレッチよりマッサージ
*運動で損傷した筋肉の修復や老廃物のために、血行をよくするのが大切です。
*筋肉痛や疲労の軽減に明確に効果があるのはマッサージ。
*筋肉痛などの炎症の改善には、冷水浴や寒冷療法など冷やす方法は有効。
*クールダウン(整理運動)でも現状ではストレッチより、使った筋肉をマッサージしたり、冷やしたりする方法がおすすめ。
(2021 年 6 月 19 日 産経新聞記事より抜粋・引用)
爪の水虫に注意 皮膚科受診、処方薬で治療
気づかず家族に感染 / 放置で痛み、転倒も
*水虫:白癬はくせん菌
き んというカビが皮膚に感染して繁殖する病気。
*爪水虫の患者は、日本では 10 人に 1 人。
*日本で患者は 1000 万人を超えるはずですが、実際に治療を受けているのはそこまで多くありません。
*足の水虫でも、かゆみを感じる人は 1 割程度。
*特に高齢者では、爪が濁っても単なる老化現象と思っている人が多くいます。
*特に糖尿病の人は要注意。*現時点では爪水虫を治す市販薬はなく、処方薬を使うことになります。
*爪が厚くなった、色が濁ってきた、先端がはがれるなど、爪水虫が疑われる場合には早めに皮膚科を受診。
*症状が治まったようにみえたからと途中でやめると、再発する恐れ。
*注意したいのは不特定多数の人が裸足で歩く場所に行ったとき。
・白癬菌に触れても感染までに半日以上かかります。
・帰宅したら水で洗うか、乾いたタオルで拭きます。
*同じ靴を毎日履き続けると、白癬菌が繁殖する可能性があります。
(2021 年 6 月 26 日 日本経済新聞記事より抜粋・引用)
そうだ、銭湯へ行こう!親子連れちょっと旅
生野区 天竜湯
前日の予定では午後 3 時から始まる地元大正区の「いとうぴあ」をタロウが指名していたのでゆっくりしていると、生野区の天竜湯に変更してきました。
2 時半から生野区まで歩くのはきついので車を利用しました。
こちらには 5 回ほど行きましたが、車では今回が初めてです。ナビを頼りにしていましたが、路地を通り過ぎたので寺田町までもう一度戻ってようやくたどり着きました。1 階が駐車場で浴場は 2 階です。午後 2 時開店なので、一番風呂のお客さんと入れ替わりのようでした。
家まで戻ってから食事に出かけましたが、タロウのお目当てのお店はどこも閉まっていたので、「すきや」で食べました。安くつきました。
(2021.6.6)
大正区 いとうぴあ
この日は夕方からのスタートだったので、駐車場のある近場のお風呂屋さんにしてもらい、車で行きました。スーパー銭湯ほどではありませんが、数台の車を止めることができます。お手頃です。
普段ならロビーでお風呂上りに飲食もできるようになっていますが、感染対策のため、テーブルは極端に少なくなっていました。
(2021.5.2)
大正区 大正湯
今月も土曜日限定で 3 回行きました。
(2021.6.12・19・26)
住吉区 錦温泉
南海電車の我孫子道駅から徒歩約 40 分かけてたどり着きました。
約 2 年半ぶりの訪れでしたが、おかみさんが覚えてくれていました。
福引をしてくれていて、2 枚のうち 1 枚が当たりで、今月中なら入浴料がタダになります。
レンチャンで“たろう”がここをしめいしてくれるかどうかですが。
サービス精神が旺盛で見習う所が多いお店です。
帰りに 3~4 年ほど前に入ったことのある喫茶店に行きました。お母さんと娘さんで切り盛りしているお店です(おそらく)。
前回来た時は大いに盛り上がっているお客さんたちがいて喧騒としていました。そのお客さんたちが帰ったあとで“たろう”がパニックになってしまいました。その時、背後で「うるさいな!」という声を聞き、慌ててお金を払って店を出ました。
少し離れた場所で“たろう”の落ち着くのを待っていると、調理をしていたお母さんがよってこられ、「もう一度店へ戻ってください」と言ってくださいました。
感謝の気持ちで丁重にお断りをすると、「では少し待っててください」と店に戻り、食べかけのものをパックにいれてくださいました。
家へ帰ってからありがたい思いでいただきました(“たろう”は食べませんが)。おそらくこの日受けた親切は、生涯忘れることがないと思います。
この日は私がアイスコーヒーをテーブルにこぼしてしましました。娘さんがテーブルをきれいに拭いてくれ、「もしよかったら」と新しいおしぼりを持ってきてくれました。
しばらくすると、再びアイスコーヒーを運んでくれました。予期せぬことに私は感動を覚えました。こぼしてしまったグラスには半分くらいしか残っていなかったのですが、今度はきれいに飲み干しました。
お勘定の時、少し余分に渡そう思って 2 千円を出したのですが、条件反射でお釣りを受け取ってしまいました。
今日も勉強になる 1 日を過ごせました。
(2021.6.13)
大正区 三光湯
大正駅前にあるお風呂屋さん。何度か来ていますが、久しぶりでした。午後 2時開店なので 30 分前に家を出て到着しましたが、開店前で常連さんが待っていました。
ひと昔前までは駅前にも、こちらを含めて 4 軒の銭湯がありました。そのまま残っていたり、戸建て住宅やマンションになったりしています。常連さんにとっては銭湯がだんだん遠くになっているのだと思います。
帰りに中華料理の「大阪王」へ。お酒解禁の前日だったので、学生時代以来のビールなしの餃子でした。
(2021.6.20)
浪速区 ラジウム温泉
今年に入ってからも何度も訪れています。ここのところは自宅から約 1 時間かけて歩いています。先月は緊急事態宣言中でお店もあまり開いていなくて、閑散としていました。
以前の賑わいは感じられませんでしたが、今回は人通りも多く、各お店にもお客は多く喧騒とした店もありました。
お風呂の後で広いお好み焼きの店で食べました。先客もありましたが、しばらくして私たちだけになりました。
(2021.6.27)