たろうの店 きごころ

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たろうのお便り(2017年11月)

30代後半女性の体力低下 過去最低 日常の運動不足影響?

昨年度 高齢者・子供は改善

・スポーツ庁は、2016年度の体力・運動能力調査の結果を公表。35~39歳女性の合計点が過去最低。働き盛りの30~40代で近年低下や停滞が目立ちます。
・75~79歳女性は3年連続で過去最高点。50代以上では体力向上が続いています。
・45~49歳の男女は2006年ごろをピークにほぼ横ばいが続きます。
・20歳以下の子供の運動能力は改善傾向。
・運動にストレス解消効果を感じるかを尋ね、「大いに感じる」「まあ感じる」と答えた割合は全世代で90~95%程度。
幼児期の外遊び 頻度高いと向上  6~11歳の体力テスト
・幼児期の外遊びの頻度が高い小学生ほど今も運動習慣が身についています。
(2017年10月9日 日本経済新聞記事から抜粋引用)

弱視 7歳までに治療

厚労省、通知体制を整備

・視力は7歳ごろまで発達します。特に成語2カ月から2歳ごろまでは、視覚を司る脳の神経経路が盛んに形成される重要な期間です。
・眼球に何らかの異常があって、この期間に網膜の中心にある黄班部に鮮明な画像が映し出されないと、視力の発達はその段階で止まってしまいます。これが弱視です。
・脳の発育が完成する7歳ごろまでに訓練すれば弱視にならずに済みますが、時期を逃すと手遅れになります。
(2017年10月21日 日本経済新聞記事から抜粋引用)

季節変わり目 長引く咳  3週間以上はぜんそくかも

患者の6割が大人/吸入薬で症状改善

・ぜんそくの正体は、空気の通り道である気道の慢性的な炎症です。
・粘膜が常にむくみ、腫れあがって気道が狭くなるため、わずかな刺激にも過敏に反応して、咳や呼吸困難などの発作を引き起こします。
・高齢者を中心に大人がぜんそくになることも多く、ぜんそく患者の内約6割を占めます。
・ぜんそくには気道のアレルギー反応で発症するケースと、風邪などのウイルス感染が引き金になるケースがあります。
・小児で発症するぜんそくの約9割はアレルギーが原因です。
・大人になってから発症するぜんそくのきっかけで、多いのは風邪です。放置すると炎症が悪化し3~4割が「気管支喘息」に進行します。
・2、3週間ほど咳が続くなら、呼吸器の専門医を受診するほうが良いでしょう。
・風邪など感染症が原因の咳は、大半が3週間未満で自然に治ります。
・ぜんそくによる咳は長く続くうえ、何もしないでいると悪化します。
・咳や息苦しさなどぜんそくの発作は、特に深夜から明け方の就寝中に悪化しやすくなります。座る姿勢の方が呼吸が楽になり、咳も治まりやすくなります。
・治療は、気道の炎症を抑えて発作を防ぐ「吸入ステロイド薬」と、呼吸を楽にする「気管支拡張薬(ベータ刺激薬)」で症状をコントロールするのが基本。現在は2つの薬の配合剤が主流です。
・数日から2、3週間の吸入で咳などの発作は収まります。ただ、自己判断で薬を中断せず、医師の処方に従って吸入を続けることが改善への近道です。
・寒暖差が大きい季節の変わり目や、台風などによる気圧の急変、エアコンなどの冷気、たばこや線香の煙、香水、風邪などが引き金になりやすくなります。
(2017年10月14日 日本経済新聞記事から抜粋引用)

野菜ファースト 糖質抑える  シワ・たるみ「糖化」が一因

油分控える/レモン汁や酢を活用

・老化の原因の一つに糖化という生体反応があり、その進行度合いが「見た目年齢」を左右する可能性があります。
・糖化とは、糖とタンパク質が結びついて熱が加わったときに起きる現象。人間の体内に限らず、食品の調理でも起きます。
・人の体内では食事で過剰摂取した糖質が血中で余り、体の組織や細胞を構成するたんぱく質にベタベタとくっつきます。これが体温で温められ、糖化が起きます。
・高血糖状態が長く続くほど糖化は進みます。やがて体内のたんぱく質は「糖まみれになって劣化し、AGE(終末糖化産物)という悪玉物質に変わってしまいます。
・AGEが長い間蓄積すると老化を早め、体内機能を低下させることもで、様々な病気の引き金になります。
・AGEをたくさん含む食べ物を取ると、一部が体内に蓄積されます。糖分とタンパク質を高温加熱した食品です。
・糖化は食後に高血糖状態が続くと起きます。炭水化物や菓子類、甘い清涼飲料水など糖質の取り過ぎは血糖値の急上昇を招きます。
・食べる順番に気を配るのも有効です。サラダや野菜料理を食事の最初に取るのを習慣に。野菜や海藻、キノコなどに含まれる食物繊維は、糖質の吸収をゆるやかにする働き。
・AGEは生野菜や刺身など生ものに少なく、とんかつや唐揚げなど油で高温調理した動物性脂肪食品に特に多く含まれます。
・加熱温度が高いほど多く発生するので、調理法は生、蒸す・ゆでる、煮る、いためる、焼く、揚げるの順でおすすめ。
・焼いたり揚げたりする前に、レモン汁やワインビネガーで肉を1時間ほどマリネするとよいでしょう。酸味の強い液体に浸すと糖化が抑えられ、AGEが6割ほど減るという研究報告があるそうです。
・積極的に取りたいのが抗糖化食材。カマメロサイドというポリフェノールも抗糖化に有用です。
(2017年10月21日 日本経済新聞記事から抜粋引用)

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